つくし、発見!

おさんぽビンゴ,季節の生きもの体験プログラム報告

つくしさんぽ

 2024年3月30日(土)「つくしさんぽ」を行いました。今年の3月は気温が低く、春の訪れが遅れています。

つくしをさがして園内を歩きましたが、はたして春を告げるつくしは見つかったでしょうか?

いろんな春を見たよ

前日から急に暖かくなり、当日はとても良い天気!

つくしさんぽにはたくさんの人が参加してくれました。こどもたちは春のビンゴシートと虫メガネをもって準備万端、元気よくスタートです。

ビンゴシートの“たんぽぽ”(セイヨウタンポポ)や“あおいはな”(オオイヌノフグリ)、“ぴんくのはな”(ヒメオドリコソウ)、“はっぱのあかちゃん”、“とりのなきごえ”などを順調に見つけ、スタンプを押していきました。

さらにみんなで毛がふさふさのモクレンの冬芽を見たり、クリスマスローズの花を見たり、シャクトリムシを捕まえたり、葉っぱの赤ちゃんを見たりしながら進んでいきました。

いろいろな春がありましたね。

つくし発見

林の生態園のなかの道路の土手で、ついにつくしを発見しました。

まだ頭の部分の傘が固く閉じたものがおおく、地面から頭を出して間がないという感じです。

草地の土手に生えているつくしは目立たないので、さがすのが結構むつかしかったのですが、みんな次々に見つけて大喜びでした。「食べたーい」という子もいました。

みんなの笑顔が輝いています。

つくしにはみんなを笑顔にする力があるんですね。

子どもたちといっしょに楽しみました

わたしはキッピー山のラボで5年間、子どもたちといっしょに自然を楽しんできましたが、本日3月31日をもちまして退職することになりました。

5年前に人と自然の博物館を定年退職してから、ひょんなことからキッピー山でコミュニケーターをすることになり、それまであまり接したことのない学齢期前の子どもたちと一緒に有馬富士公園の自然を楽しんできました。自然と子どもをつなぐコミュニケーターですが、小さな子どもたちは理屈抜きに自然を受け入れていきます。そんな子どもたちと接することによって、むしろ私の方が自然の楽しさ、おもしろさをあらためて知り、元気をもらったように思います。

本当にありがとうございました。

【コミュニケーター あきさん(髙橋 晃)】