はっぱでふくわらい!
はっぱふくわらい
2023年1月8日(日)、「はっぱふくわらい」を開催しました。葉っぱのかたちはいろいろです。秋に採集した有馬富士公園のいろんなかたちの紅葉した葉を押し葉にしたものをつかって、この日は、ふくわらい風の遊びをしてみました。
この写真では、トウカエデが女の子の三つ編みや蝶やリボンとなっています。一つの種類の葉っぱが向きを変えていろんなものに変身しています。ハウチワカエデは髪飾りになっています。色や大きさの違いをうまく利用して重ねてつかっています。
力作の"おしゃれな女の子"のふくわらいは、とても集中して丁寧に仕上げていました。この葉っぱをこうつかうのかぁ~と、まじまじみとれていました。
この日、最後に、つかった葉っぱの名前をいっしょにお話ししました。「いろんな葉っぱに出会えて楽しい!つくるのだいすき♡」と伝えてくれて嬉しかったです。
「はっぱふくわらい」遊びコーナーもつくりました。
ひょっとこと、おかめと、今年の干支のうさぎの3種類の下地の紙に葉っぱを置いて、いろんな顔に仕上げます。
いろんな顔たちがうまれました!
押し葉をつかった遊びはこの秋冬、キッピー山のラボでも行ってきましたが、"顔"というテーマにして創作すると葉っぱの新たな面白さがまたみえてきます。
押し葉にすると、色持ちもよく長い期間、葉を素材にして楽しむことができます。冬の遊びにもなりますね!
「はっぱふくわらい」遊びでうまれたお顔も写真で後日展示しようと写真を撮影させてもらいました~。
この日は、とてもゆるやかな時間でした。午前中はいつも遊びに来てくれる子どもたちが参加してくれました。
自分のをつくり終えると、「もっとお手伝いする!」と声をかけてくれました。
急遽エプロンを出して、"子どもスタッフ"として活動してもらうことにしました。制作につかうノリを水でといたり、見本をつくってもらったり、イベントの告知を館内のお客さんに一緒にしてもらったり、説明のお手伝いまでしてくれました。
意欲的な子どもたちの姿は頼もしいです。そして、そんな"子どもスタッフ"の活躍の様子を、保護者の方やお客さんとして参加してくれたご家族の方たちがとてもあたたかく見守ってくれます。その場に集った方たちの"子どもの体験"の理解(まなざし)があってこそ成立している場のように感じます。その光景がなんともあたたかかったです。
子どもたちの"やってみたい!"という気持ちに寄り添えるゆったりさは、キッピー山ならではの体験だなぁと改めて感じました。この雰囲気大切にしていきたいなぁ。"子どもスタッフ"のふたりも手伝ってくれたどんぐり作品展示は、館内入り口近くの"こどもギャラリー"に3月15日(水)まで公開中です。来館される際はぜひご覧くださ~い。
【コミュニケーター うたこさん】