ねぇ、みつけたよ!

4-7歳向け,おさんぽビンゴ,お山はあそびラボ

おさんぽビンゴ

2023年7月8日(土)、「おさんぽビンゴ」を開催しました。毎月1回開催するイベントで、一日の中で数回実施しています。コミュニケーターと一緒に、各回ビンゴシートを持って30分程キッピー山のラボのまわりをめぐります。

雨が降りそうで降らない天気でした。午前中は、地面も少し湿り気があるからか、ダンゴムシにたくさん出会うことができました。午前中の回では、まずは、コミュニケーターのうたこさんおすすめのダンゴムシの棲み処をご紹介することからはじめました。

その後も、子どもたちが地面にしゃがみこんではダンゴムシをみつけては手のひらにのせたり、腕を歩かせたりしています。ダンゴムシのおかげで、地面に近いところに視線をおきながら歩くことができました。バッタやアリ、地面に転がるどんぐりのこども、シロツメクサなどいろんなものが発見できました。一方、木にはいろんな実を見つけることができました。緑色のアケビやフジの大きな豆のさやなどにも出会うことができ、あちこち見ながら歩くと、キッピー山のラボのセンター近くだけでもいろんなものを発見できますよ~。

ビンゴシートの続きは、ぜひご家族でやってみてくださいね。時間帯や時期を変えるとまた違う夏らしい生きものに出会うことができます。いつも会えるとは限らないことも自然をみつけるビンゴシートならではです。毎回発見が違うから何度も楽しめますね~。

今回はビンゴシートにのっていない生きものも発見しました。たとえば、葉っぱの上の卵です。自分で発見した時に、子どもの声は思わず大きくなります。「ねぇ、みつけたよ~!」、この瞬間の子どもの表情の輝きには、まわりで見守る保護者の方もにっこり笑顔になります。あるお父さんから「なんかそれぞれの探索がはじまったな。」という一言があったように、それぞれがわらわらと「なにかいないかな?」と探し出す姿は、とても面白かったです。

ビンゴシートにのっている生きものにいくつ出会えるか、出会えたかも子どもたちにとっては重要な事柄ですが、自分で見つけたという体験、そしてそのことを誰かに伝える体験もまたとても特別なものです。

「なにがみつかるかな?」とキョロキョロお散歩すると、有馬富士公園は実にたくさんのいきものが暮らしているお家であることを実感できます。

キッピー山のラボの自然をみつけるビンゴシートは季節ごとに変わります。開館中は、館内で無料配布しているので、ぜひ手に取って、キョロキョロお散歩してみてくださいね。

【コミュニケーター うたこさん】