キッピー山では節分の準備☆
おにつのつんつん
2023年1月21日(土)、「おにつのつんつん」を開催しました。秋に採集した有馬富士公園の紅葉した葉でつくった押し葉をつかった工作遊びイベントです。
この日は、ひょうごエコロコプロジェクトからこども環境体験コーディネーターのあさちゃんがキッピー山のラボに遊びに来てくれました。
あさちゃんが発案してくれた「おにつのつんつん」は、押し葉と紙コップなどをつかって鬼の角"おにつの"をつくる節分に向けた工作です。
"おにつの"はつくった後に頭にのせて"おに"に変身したり、"おに"のにんぎょうとして遊ぶことができます。
この日、キッピー山のラボには、"つの"が生えた子どもたちでにぎわいました。家族いっしょに楽しめるステキなイベントでした。
ひょうごエコロコプロジェクトのHPで《おにつのつんつんつくりかた》が紹介されているので、お家でもぜひつくって節分に向けた準備をされたらどうでしょうか?
ぜひ、"おにつの"でいろいろ遊んでみてくださいね。
たとえば…、"おにつの"をつけて、森の中を歩くと、森の住人かのように楽しい気持ちになるかもしれません。
地面にうつる自分の影はなんだか"おに"のようで、そこからいろんな遊びが広がっていきそうです。たくさんつくると、"おに"の家族やまちが、うまれるかもしれません~。
ひょうごエコロコプロジェクトのあさちゃん、ありがとうございました♪
たくさんの押し葉の中からどれにしようか自分で選んで、子どもたちはおもいおもいに"おにつの"の制作にとりかかっていました。こうしてみよう、ああしてみよう…と子どもたちが自分でいろいろ試しながら納得いくまでつくる時間がゆったり流れることをとても心地よく感じました。
子どもたちからうまれた"おにつの"はでどれもユーモラスで、どことなくつくった子どもたちの顔に似ているような気持ちになります。「かわいすぎて、豆はなげれないわ~。」と愛着もわいていたようです。
つくった後、"おにつの"をつけると、とても嬉しそう♪
パンチで押し葉に穴をあけて、毛糸を通して、腰巻や首飾りをつくる子どもたちの姿もみられました。
秋の間に収穫した葉を押し葉にすることで、冬の間も、こうして楽しむことができます。自然のものを素材にゆったり遊べること、手から伝わる感触や触る中で気づく葉の形や色…きっと子どもたちの中に気づきが芽生えていくと思います。
キッピー山のラボ(三田市有馬富士自然学習センター)は、ひょうごエコロコプロジェクトのパートナー施設です。
このプロジェクトでは、ひとはく(兵庫県立人と自然の博物館)と行政(兵庫県)と現場(保育所・幼稚園など)が連携して乳幼児期の子どもたちと自然との出会いを届けるプロジェクトです。ふるさと兵庫こども環境体験推進事業の愛称です。
今年度は「エコロコおやこ」として、未就学の子どもたちのご家族に向けた楽しめるイベントも開催されています。キッピー山のラボはひょうごエコロコプロジェクトのパートナー施設として、今年度は「あなあなてんてん」「おにつのつんつん」の2つのイベントを一緒にもりあげてきました。
兵庫県全体で、ちいさな子どもたちが自然と出会う"たいけん"が広がっていくように、これからも、日々、キッピー山のラボににぎわいを届けていきたいと思います~。
【コミュニケーター うたこさん】
《ひょごエコロコプロジェクト あさちゃん(こども環境体験コーディネーター)からのメッセージ》
紙コップというシンプルな素材が、有馬富士公園の“いきいきおちば(押し葉)”で個性豊かな“おにつの”に大変身。「なるほど~!かわいい~♡その葉っぱの使い方おもしろい!」とみんなの作品をみて、心はずむ、楽し時間となりました。
葉っぱのいろんな色・形で、想像力が膨らみますね♪これからも、たくさんの自然と出会い、想像力を膨らませ、“しぜんたいけん”を楽しんでくださいね。