"ひとはく"で草花遊びワークショップ

0-6歳向け,エコロコプロジェクト,お山はあそびラボ

くさばなペンダントをつくろう

2022年6月4日(土)、兵庫県立人と自然の博物館(以下:ひとはく)で草花遊び「くさばなペンダントをつくろう」をお届けしてきました。ひとはくの目の前に広がる深田公園の草花をつかっての"くさばなペンダント"づくりです。この季節の深田公園には、ツツジ、シロツメグサ、アカツメグサ、ヒメジョオン、キンシバイのお花が咲き、サクランボやヘビイチゴの実が実っていました。有馬富士公園からクワの実も少しだけ採集させてもらってお山から持ち寄りました。子どもたちは「どれにしよう?」とお花屋さんのように並べた草花をみて、自分で選び、ペンダントづくりにとりかかります。原っぱで草花を摘んで来る子どもたちもいました。風が吹き抜けるお外で、たくさんの子どもたちとご家族に参加いただけました。

今回は2種類のペンダントの材料を準備しました。直接草花をはりつけるタイプと、色をたたいてうつすタイプです。

たたいてつくるペンダントは、濾紙の上に草花を置き、ラップをかけた上から、木槌でたたいて、色を紙にうつします。

子どもたちは「色がうつった!」、「こんな色がでてきたよ。」「こっちもやってみよう」…と、トントンたたくのに夢中な様子でした。

中でもツツジの花はよく色がつき、たたいた後の花は色がぬけて白っぽい透明になっています。そのことに気づいて、お花をみる姿もみられました。出来上がったペンダントをみつけて、にこにこ顔で「バイバイ、ありがとう~。」と帰っていく姿。とても和やかな時間でした。

子どもたちとは、いっしょになにかをつくることで、短い時間であっても"たいけん”を共にでき、なんだか仲良くなれるから不思議なものです。

今回の取り組みは、「ひょうごエコロコプロジェクト」の一環で行いました。

当日は、エコロコ事務局のあやちゃん・あさちゃん・すぎちゃんも一緒に行いました。エコロコプロジェクトで大人気の「おっきくしてみてみよう」も、子どもたちでにぎわっていました。目の前の生きものが大きくみれることでうまれる驚きや不思議…、子どもたちの声を引き出すような、あやちゃんの声かけもステキです。

ひょうごエコロコプロジェクトとは、ひとはく(兵庫県立人と自然の博物館)と行政(兵庫県)と現場(保育所・幼稚園など)が連携して乳幼児期の子どもたちと自然との出会いを届けるプロジェクトです。

キッピー山のラボ(三田市有馬富士自然学習センター)はこのプロジェクトのパートナー施設として一緒にプロジェクトを盛り上げています。

今年度は「エコロコおやこ」として、未就学の子どもたちとそのご家族に向けた楽しめるイベントも開催されています。キッピー山のラボでは今後、夏と冬に開催予定です。

https://eco-loco.jp/

夏は8月11日(木)にひとはくで、8月18日(木)と19日(金)はキッピー山のラボで開催します。今度は、葉っぱであそんでみようかなーと思っています。遊びにきてくださいね!

【コミュニケーター うたこさん】