お花といっぱいあそんだよ♪
こつぶっこ~くさばなとあそぼ〜
2023年4月6日(木)、「こつぶっこ~くさばなとあそぼ〜」を開催しました。キッピー山のラボのまわりにも春がやってきました。館の入り口のすぐそばにある"いきものはらっぱ"では、いきものたちが暮らしやすいように少し草をのばしています。年間を通じて、虫を探したり、草を観察したり、公園の中でもここだけは、いつでもお花を自由に摘んだりできる場所です。
本日の「こつぶっこ」では、かごや洗面器をもって、まずはお花摘みにでかけることにしました。くさはらには黄、青、紫のちいさなお花がたくさん咲いていました。タンポポ、コメツブツメクサ、オオイヌノフグリ、カラスノエンドウ、ホトケノザ…など春のお花たちです。
時折風が吹いて、桜の花びらが舞っています。風で舞う花びらをちいさな手でつかまえようと思ってもなかなかすばしっこく、思うように集められません。でも、その予測不能な動きが面白くて大笑いです。そうこうしていると、大きなカシワの木の葉っぱがどこからか舞い降りて風にあおられて地面をごそごそと走るように動きまわります。今度は少しこわがりながらも近づいて、「ちゃいろのおおきなはっぱ!」と得意顔でつかまえてみせてくれました。
春風と遊ぶ時間もこの季節ならではの遊びですね。
お部屋にもどると、お花を色別にわけたり、ちぎったり、ボトルにいれたり、ボウルにいれてまぜたり…といろんな遊びが広がっていきます。
色をよくみてボトルにわけていくと、種類ごとにきちんとわかれていきました。
ボトルにいれて並べると、「キレイ~。今度はピンク。さくらにしよう。」と、いつのまにかお花の名前を覚えていることには感心してしまいました。
タンポポのお花をちぎったらバラバラになっていっぱいになること。繰り返しちぎって、花びらがなくなったがくと茎をみせてくれました。
指先をつかって、スプーンをつかって、まるでお料理のような時間は続きます。
お花のボトルにお水をいれると、花がゆらゆらゆれます。ふると、シャカシャカと音がなりました。子どもたちは自分でボトルに水をいれて耳元でふってはその音を楽しんでいました。
本日は米粉も登場しました。袋の中に、米粉とお花のボトルのお水をいれて、こねていきます。「あれ?なんか。なんか。」と一生懸命粉が変化していく様子を実況中継してくれます。
ちぎったお花もまぜこんでこねてみることにしました。
「おだんごみたい。」「これは、ウィンナー。」とたくさんお話して伝えてくれました。
最後は机に並べて「いただきます~!」春の食卓。
みんなで乾杯たのしかったね。
今日は2家族の参加で、ゆったりとした時間となりました。
つくったお花のボトルや、お花のおだんごを最後に受付のスタッフのみなさんにみせにいきました。
「わたしがつくったの~。」とても嬉しそうに報告していました。
しばらく、受付に飾らせてもらうことにしました。
春は小さな草花でいろんな遊びが楽しめそうです。
お家でも続けて遊んでみてね。
来月のこつぶっこは、第2木曜日5月11日(木)です。
この日もくさばなと遊びます。天気がよければお外で遊びましょう。
《本日の草花》
タンポポ・コメツブツメクサ・カラスノエンドウ・ホトケノザ・オランダミミナグサ・オオイヌノフグリ・サクラ・コバノミツバツツジ・コブシ
【コミュニケーター うたこさん】