誕生☆わらぼっくりザウルス!
あいな里山公園からこんにちは!〜"わらぼっくりザウルス"をつくろう!〜
2023年9月16日(土)に「"わらぼっくりザウルス"をつくろう!」を開催しました。
この日のために、あいな里山公園(神戸市北区)のスタッフの皆さんが里山で育てた稲わらと採集した松ぼっくりなどをたくさん持ってきてくださいました。中には栗や色づいた柿もあり、見ているだけで実りの秋を感じれました。
あいな里山公園とは、春と秋にプログラム交換をここ数年行っています。春は、私たちコミュニケーターが里山に出かけ、秋は、あいな里山公園のスタッフのみなさんが、当館に来てくださいます。
今回は、子どもたちに稲わらにふれて、香りや手触りを感じてもらいたいというスタッフの皆さんの想いにあふれたイベントです。昨年、大好評だったので、今年もリクエストしてみました♪
稲わらの香りが部屋にふんわり漂い、子どもも大人も一緒になって制作に打ち込んで楽しそう!
どれもとても素敵です。
いろんな"わらぼっくりザウルス"がうまれ、お家でもかざって楽しんでもらえると嬉しいです。
あいな里山公園は四季折々の里地里山の風景や里山ならではの様々な体験が楽しめる公園です。
ご用意いただいた稲わらは、きちんと束ねられ、色つやが美しく香りがとてもよいです。里山では、稲わら細工の文化があり、稲作という農と暮らしを結びつける里の技の技術として大切に受け継がれている文化だそうです。稲わら細工(しめ縄など)でつかわれる稲わらは、青田刈りの稲をつかわれているそうで、お米の収穫前の夏場に細工用に刈り取られ、丁寧に干されたものです。大変な工程をへてご準備いただけた稲わら…、あいな里山公園のみなさんに感謝です。
あいな里山公園のみなさん、ステキな時間をありがとうございました。
今回"わらぼっくりザウルス"は、大人の方もいっしょに楽しむ姿がたくさんみられました。子どもたちも、お父さんやお母さん、おじいちゃんやおばあちゃんと一緒につくれてとても嬉しそうでした。
とても素敵だなぁと思った家族の風景をひとつ綴ります。
この写真は、なんと自分たち(家族)をまつぼっくりと稲わらで表現している作品です。「子どもふたりがパパとママを、パパとママは子どもたちをとつくりあって、最後に全員集合させるんだ!"…と子どもたちが教えてくれました。最後の集合写真は大好きなぬいぐるみのカワウソまで登場です。「カワウソもいれてね!」というリクエストがとてもほほえましかったです。
自然のもので家族いっしょにあそぶ、そんな楽しい体感が子どもたちの中にたくさん宿っていけばいいなぁと思いました。
【コミュニケーター うたこさん】
あいな里山公園のみなさんからのメッセージ
今年も“わら”と“まつぼっくり”を持ってお邪魔しました。
“わらぼっくりザウルス”は、わらやねこじゃらしなど里山の素材をまつぼっくりに差し込むだけの超シンプルな工作ですが、、、小さいザウルスから超大型ザウルスまで、参加者のみなさんの個性が表れておもしろかったです。
ススキでモフモフなザウルスや、目玉いっぱいのザウルスなど作るのはもちろん、みなさんが作っている様子を眺めているだけでも楽しませていただきました。
作ったザウルスたちは、大事に育ててくださいね。
最後に、参加者のみなさん、キッピーさん、楽しい一日をありがとうございました。
ぜひ、あいな里山公園にも遊びにきてください!
堀内 修平
今年の「わらぼっくりザウルス」はすごかった!
すすきの長い穂の中に松ぼっくりをおいて、お魚ザウルスができたり、やまぼうしの赤い実を鼻にして、アニメキャラのような子が生まれたり、くりのイガをくっつけた「くりぼっくりザウルス」まであらわれて、、、思いもよらない斬新なアイデアが、みなさんからたくさん飛び出して、びっくり。
「わらぼっくりザウルス」は、キッピーさんに連れていこうとあいな里山公園で生まれましたが、わたしたちの手から飛び立って、みんなのなかよしザウルスになりました。
また、キッピーさんに楽しい企画をおもちできるよう、がんばります。
高橋 真理子