「ひっつきむし」は、マジックテープの原点!?

1-3年生向け,植物

「ひっつきむし」は、マジックテープの原点!?

2025年1月19日(日)ためしてわかる「ひっつきむしのひみつ」を開催しました!服につくと厄介なひっつき虫ですが、暮らしの中でよく使われているマジックテープの原点になったことを、遊びを交えて伝えました。

本日のひっつきむしの紹介「オオオナモミ」

ひっつきむしでダーツづくり!

河川敷や荒れ地などに生えているオオオナモミ。見たことある人もちらほらいらっしゃいます。
今日はこれでダーツをつくって遊んでいきます。つまようじと画用紙を使って軸と羽をつけていきます。

できたら、早速あそぶよ!

的に当たるかな?的は2種類用意しました。イノシシのシルエットが畳2畳分ほどのものと、丸い的の点数を書いたものです。
一生懸命投げずに、ふわっとなげるとよく引っ付くようです。また、羽が大きく、空気の抵抗を受けやすい形のものこそ、ふわりと飛んで、よく当たっていました。
的には、イノシシがいます。イノシシは、ひっつきむしの運び屋です。ひっつき虫は、種なので、遠くに運んでもらえると、広い範囲に子孫を残すことができます。

最後は、マジックテープとのつながりを紹介

マジックテープは、もともとはスイスで、開発されたもので、野生のごぼうが原点ということを実際のごぼうの種をさわりながら、お話しました。オオオナモミも、ごぼうの種も、とげの先が曲がりかぎづめのようになっています。それが引っかかる形になっているのを実物を観察してもらいました。

今回、自然の物をマネて、人の暮らしに役立てているものをご紹介している「ためしてわかる」シリーズは、連続3回あります。次回は2/16(日)「ためしてわかる かたつむしのひみつ」、次々回は3/16(日)「ためしてわかる ハチの巣のひみつ」を行います。ぜひ遊びに来てくださいね。

コミュニケーター 長谷川