ビンゴ片手に夏さがし

4-7歳向け,おさんぽビンゴ,お山はあそびラボ

おさんぽビンゴ

2023年6月10日(土)、「おさんぽビンゴ」を開催しました。キッピー山のラボ特製の自然をみつけるビンゴシートを持って公園の中を30分ほどおさんぽしました。

おさんぽを通して一緒にみつけたものを伝えあうといつのまにかはじめての人同士も仲良くなるから不思議です。そして、身近なところにもたくさん夏らしさと出会うことができます。この日はキッピー山のラボ入り口を出てすぐのところにある"いきもののはらっぱ"だけでも、かなり楽しめました。シロツメクサ(クローバー)、タンポポ、カタバミ、ニワゼキショウ、バッタ、トンボ…など、ひとつの場所だけでもいろんなものに出会えるんですね~。

参加してくれたあるお父さんがよつばのクローバーをみつける名人で、自分のお子さんだけでなく、その場にいた子どもたちにもみつけてはプレゼントしてくれました。凄い!こんなにみつかるの??と思うほどの連発するよつばのクローバーには驚きました。せっかくなのでマスキングテープでお洋服にはりつけてブローチにしました。子どもたちはとても嬉しそうにくさばなのブローチをつけてその後もお散歩がわいわいとにぎやかでした。

一緒にめぐる時間帯によって、季節によって、人によって、毎回出会えるものが違うことも、自然の中をおさんぽすることの楽しさです。この日の1回目の会はビンゴシートの中にある"みどりのきのみ"のちいさなみどりのアケビの発見から、その場の興味は「実」に向かっていきます。コミュニケーターである私(うたこさん)のお気に入りの実をその後巡りながら、桜の木ではその実をとり、いっしょにお絵かきをして遊んでみました。「次はどこにいこう?」「なにをみつけよう?」…、おしゃべりしながら、遊びながらお散歩していくことで、子どもたちのワクワクが動きだします。おしゃべりもにぎやかです♪

そして最後にこの季節ならではの池のモリアオガエルの卵を見にでかけました。キッピー山のラボにはカエルの鳴き声の展示があります。最初に館内のこのカエルの展示をみてから出発したので、展示と目の前の卵が繋がり、このカエルは林の中で本当に暮らしているんだという実感が深まっていたようです。

子どもたちは卵だけでなく、本物のカエルをみたい!と話してくれました。

そろそろ終わりの時間という頃に、林の中でササの葉をみつけた女の子が、「ささぶねのつくりかたおしえてあげようか?」と声をかけてくれました。せっかくなのでイベントを解散した後、急遽「○○ちゃんのささぶね講座」を開催してもらいました。

「ここがちょっとむずかしいよ。」「うかんだらふねです。」など解説もあり、とても面白かったです。他の子どもたちも説明をききながら、一緒につくって浮かべることができました。

キッピー山のラボの入り口に、洗面器にいれた「ささぶね」(ささぶね♡☆)と「笹やいろんな草花」(さささささ)が並びました。マスキングテープでせっかくなので名前をかいてもらいました。もう立派な子どもたちによる展示です。その日は、その後も、「○○ちゃんたちのささぶねコーナー」はいろんな人に楽しんでもらうことができました。これも"おさんぽビンゴ"の出会いから広がったすてきな体験です。ありがとう♡

【コミュニケーター うたこさん】