稲わらで工作♪
あいな里山公園からこんにちは!〜"わらぼっくりザウルス"をつくろう!〜
2022年9月3日(土)に「"わらぼっくりザウルス"をつくろう!」を開催しました。
この日のために、あいな里山公園(神戸市北区)のスタッフの皆さんが里山で育てた稲わらと採集した松ぼっくりなどをたくさん持ってきてくださいました。
子どもたちに稲わらにふれて、香りや手触りを感じてもらいたいというスタッフの皆さんの想いにあふれたイベントです。
いろんな"わらぼっくりザウルス"がうまれ、子どもたちの自由な発想あふれる一日となりました。
あいな里山公園は四季折々の里地里山の風景や里山ならではの様々な体験が楽しめる公園です。今回は、公園プログラム交換の一環でこのイベントが実現しました。
ご用意いただいた稲わらは、香りがとてもよく、きちんと束ねられ、色つやが美しく少しあおみを帯びています。里山では、稲わら細工の文化があり、稲作という農と暮らしを結びつける里の技の技術として大切に受け継がれている文化だそうです。稲わら細工(しめ縄など)でつかわれる稲わらは、青田刈りの稲をつかわれているそうで、お米の収穫前の夏場に細工用に刈り取られ、丁寧に干されたものです。大変な工程をへてご準備いただけた稲わら…、あいな里山公園のみなさんに感謝です。
"わらぼっくりザウルス"は、キッピー山のラボに遊びにきてくれるちいさな子どもたちから楽しめるものをと、今回のためにあいな里山公園のみなさんが考えてくださった特別なプログラムです。カットされた稲わらに自分でボンドをつけて、松ぼっくりの隙間に差し込んでいきます。「あれ?ここははいらないなぁ。」「こっちはいけたよ!」「ここにくっつけようかな?」…子どもたちが自分で考えながらいろいろ工夫したり、どんなザウルスにするかとイメージがむくむくと広がっていく様子でした。動く目のパーツをはりつけたら、どのザウルスも今にも動きだしそうでした!
最後におきにいりの一枚の写真をご紹介☆彡
"わらぼっくりザウルス"たちが、気づいたら、ベビーカーに乗って集合しています。ご家族の遊び心にキュンとしました。
このご家族は、お父さん、お母さん、おばあちゃん…家族いっしょに、稲わらを囲んで工作する姿が、わいわいと楽しそうでした。お家でもかざってくれるとうれしいなぁ。
あいな里山公園のみなさん、ステキな時間をありがとうございました。
あいな里山公園HP:あいな里山公園 | 国営明石海峡公園神戸地区 (kobe-kaikyopark.jp)
【コミュニケーター うたこさん】
あいな里山公園のみなさんからのメッセージ🌾
今回は初めてのプログラムだったので、
みなさんにうまく説明できるか、不安な気持ちもありましたが、
たくさんのかわいい「ザウルス」たちを作っていただけて、
不安も吹っ飛び、とても楽しませていただきました。
楽しい時間をありがとうございました。
山本 佳奈
“まつぼっくり”に“わら”をさして、目玉をつけると生まれる「わらぼっくりザウルス」。
みなさんの、個性豊かな「ザウルス」がたくさん誕生しましたね!
さらに、生まれた「ザウルス」たちで遊んでいる姿がとても印象的でした。
素敵な一日を、ありがとうございました。
堀内 修平
「わらぼっくりザウルス」は、今回生まれた新種のザウルスです。
稲わらクラフトをいろいろ試作するなかで、松ぼっくりを手にとったとき偶然生まれました。
キッピーでの初めてデビューに、わたしたちもドキドキ。
みなさんが、おもいおもいのザウルスを作っている姿をみて、ああよかったとうれしくなりました。
松ぼっくりと身近な草や枝でも作れますので、マイザウルスを作ってみてくださいね。
楽しいひととき、ありがとうございました。
高橋 真理子