顕微鏡で大きくしたら、驚いた!
君も科学者~顕微鏡でなんでも見てみよう
2022年8月20日(土)「君も科学者~顕微鏡でなんでも見てみよう」を開催しました。
君も科学者では、ふだんは参加者を4年生以上に限定し、保護者の同伴不要で行っているのですが、今回は夏休みということで、1年生以上、親子で一緒に顕微鏡観察をしてもらおうという特別企画です。
みんなで外へ材料さがし
みんなで外へ観察材料をさがしに行きました。いろいろな植物が生えているので、気に入った葉っぱや花をいくつか採集して観察することにしました。池の水もバケツに汲んでプランクトンを見ることにしました。
用意した材料をただ見るだけよりは、自分で採ったものを見る方がずっといいですよね。
みんなじょうずに顕微鏡で観察したよ
花や葉っぱを拡大して見るときは、見たいものをそのまま実体顕微鏡のレンズの下において、ピントを合わせて見ればよいのです。
一方、花粉やプランクトンを生物顕微鏡で見るときには、スライドグラスの上に花粉を落としたり、池の水を垂らしたりして、その上からカバーグラスをかけて観察します。
実体顕微鏡で花を見る 生物顕微鏡で花粉を見る
スライドグラスに試料をのせ、カバーグラスで覆ったものをプレパラートといいます。
プランクトンを生物顕微鏡で見るために、みんなプレパラートづくりに精を出し、何回も観察を重ねていました。なかなかお目当てのプランクトンに出会えませんでしたが、なかには動き回るゾウリムシらしきものを見ることができた参加者もいました。
プランクトンいるかなあ? うーん、何かいるぞ! ここに水を垂らして
学習センターで増殖させたミジンコも、生きたまま見てもらいました。
ちいさな心臓がパクパクうごいて、かわいいですね。
じっさいに見られたもの
いろんなものを見たので紹介します。
アカマツの葉 シンテッポウユリ柱頭についた花粉 イノデ(シダ)の胞子嚢群 ツユクサの気孔(赤色で染色) ナワシログミ表皮の鱗片毛 マツヨイグサの花粉 シンテッポウユリの花粉 ムクゲの花粉(赤色で染色)
誰かが塩を持ってきたので、大きくしてみました。塩の結晶はサイコロみたいな形をしていました。
うーん、これが塩か!
大きくしてみると面白いですね。ふだんと違って見えて、驚きがありますね。
【コミュニケーター あきさん】