ムシのからだに、あなあな てんてん!
「あなあな てんてん」@キッピー山のラボ
2022年8月18日と19日にエコロコおやこ「あなあな てんてん」の第2弾と第3弾をキッピー山のラボで開催しました。
自然の中の「あな」や「てんてん」に着目し、そこから体験を広げるイベントです。
この2日間は、キッピー山のラボに、ひょうごエコロコプロジェクトのあやちゃん、あさちゃん、すぎちゃんの3人が遊びにきてくれました♪
ムシのからだの中に、いろんな「あなあな てんてん」がみつかりました。また、そこから想像を広げて、葉っぱでいろんな"あなあな てんてんムシ"がうまれました。
とっても和やかで楽しい2日間でした。
子どもからみた自然
あやちゃんが「あなあな てんてん」のムシたちを色々と準備して持ってきてくれました。拡大してみると、いろんな"あな"や"てんてん"がみえてくるから驚きです。
遊びにきてくれた子どもたちやご家族とわいわいおしゃべりしながら、ムシを囲んで一緒に探しました。
この写真は、"ルリチュウレンジ"の幼虫を大きくしたものです。この画面を見た時に、子どもたちが、「ヤキトウモロコシ」や「たまごの黄身」と的を得たたとえ方(表現)をしてくれて、その場が笑いにつつまれました。
そして、もうそれ以降はそれにしかみえませんでした(笑)
子どもたちが感じたことを自分の体験(知っているもの)に置き換えて伝えてくれること、そして、子どものことばに寄り添い、そこから場を一緒につくっていくイベントの雰囲気がとても素敵でした。
なんでだろう?の気持ち
ひょうごエコロコプロジェクトは、兵庫県下の幼稚園や保育園、認定こども園を巡り、先生方といっしょに子どもたちが楽しい気持ちから自然と出会っていく活動を広げておられます。
あやちゃん、あさちゃん、すぎちゃんは、自然が好きで面白くて仕方なく、いつも一生懸命で、感激やさんです。子どもたちに伝えたい、いっしょに楽しみたいという気持ちが熱い3人。今回の"あなあな てんてん"のイベントをきっかけに、たくさん"あなあな てんてん"散歩に出かけられたそうです。あふれでるいろんなお話に、私もきいていてワクワクしました。
いろんなムシのからだにみつかる"あな"、そして “てんてん"模様…その他にも、蝶々の羽に水滴をかけるとうまれる水玉もありました。実際にスポイトで子どもたちが水滴をかけると、キレイな水玉がうまれました。子どもたちが、なんでだろう?、やってみよう♪、ほんとにそうや!…と心動かすその傍らで、蝶の鱗粉の話や、雨の日の蝶の話などをさりげなくきかせてくれました。
子どもがまんなかの自然体験、いつも3人からきいていた想いをイベントを通して、私もいっぱい感じれる時間でした。
ひょうごエコロコプロジェクトのみなさん、ありがとうございました。次は1月に、キッピー山のラボに遊びにきてくれます♪どんなイベントかはお楽しみに~。
【コミュニケーター うたこさん】
《ひょうごエコロコプロジェクト》…
ひとはく(兵庫県立人と自然の博物館)と行政(兵庫県)と現場(保育所・幼稚園など)が連携して乳幼児期の子どもたちと自然との出会いを届けるプロジェクト。
ふるさと兵庫こども環境体験推進事業の愛称です。
今年度は「エコロコおやこ」として、未就学の子どもたちのご家族に向けた楽しめるイベントも開催されています。キッピー山のラボはひょうごエコロコプロジェクトのパートナー施設として、この夏は「あなあな てんてん」を一緒にもりあげています。
ひょうごエコロコプロジェクトのHPにはいろんなムシや植物などの自然の情報がいっぱい!
ぜひ、チェックしてみてください♪