ジュニアスタッフ ナイトハイク

4-6年生向け,ジュニアスタッフ

ジュニアスタッフ ナイトハイク

2022年8月6日(土)、8月7日(日)ジュニアスタッフ「ナイトハイク」を行いました。ジュニアスタッフは、4期生最終回、この1年で一番楽しみにしていた子も多かったのではないでしょうか。有馬富士公園からJR新三田駅までのハイキング道を、興奮気味に歩いて、夜の生きもの観察をしました。

夕方に集まって、まずは、樹液の出る樹の観察

いつもと違う16:00に集合し、夕方の日が出ている間は、まだ明るいので樹液の出る樹を巡って、生きもの観察を行いました。土曜日クラスは、昆虫だけでなく、途中で夕立が降ったので、湿度が高く、それに合わせてミミズやカタツムリ、キノコなどが、よく観察できました。

夕方の樹液の樹調べで、15匹のコクワガタみつかる!

日曜日クラスは、朝からすごく晴れていて、気温も高く、熱中症も心配になりましたが、外の活動になれた子が多いので、元気いっぱいでした。M君おすすめのコクワガタポイントでなんと、15匹のコクワガタが見つかり、みんなでとりました。

ヤモリを協力して捕まえる。

キッピー山のラボの前で、休憩時間に10分ぐらいかけて、ヤモリをGET!喜びのピース★この一年で、さらに仲良くなった4人ですね。興味のある生きものが、程よく違って、同じ熱量で、観察ができる友だちは、とても大切ですね。支えたい時間と空間だなと思います。

日の入りまで、軽食を食べたり、トンボを追いかけながら、待ちます。

福島大池の流紋岩の所で、トンボを追いかけたり、記念撮影をしました。トンボは、そう簡単には取れません。

いよいよ、夜の森へ

土曜日クラスでは、カタツムリ、シュレーゲルアオガエル、ヌマガエル、キノコなど湿気ている環境に出やすい生きものが多く観察できました。そして、最後にキツネを見ることができました。写真が撮れなかったので、絵はイメージです。森の斜面にヘッドランプを当てると目が光って、振り向いてこちらを向いてくれていました。

日曜クラスは、カエンタケを発見しました。(触ると皮膚が、ただれ、食べると各種臓器不全で死んじゃいます。後日パークセンターへ報告しました。)夜の昆虫も葉や枝で羽を休めているところを、簡単に取ることができました。生きものの夜の過ごし方を少し垣間見ましたね。

新三田駅につく頃には、足が痛くて、歩き疲れたり、眠くなってきたり、休憩しながら、最後まで歩きました。
この日は、よく寝られたのではないかなと思います。

最終回のジュニアスタッフは、様々な生きものを観察できて、夜のドキドキ・ワクワク観察会になりました。
今回で卒業の方は、1年間ありがとうございました。来期も応募されている方は、現在応募用紙を精査しているところなので、しばらくお待ち下さい。(8月12日現在)
 ジュニアスタッフは、子どもたちの知的好奇心にできる限り応えられるように、子どもたちに寄り添った活動を心がけています。生き物好きの仲間どうしで、考えたり、教え合ったり、笑い合う時間が、かけがえの無いものになったら、嬉しいなと思います。皆様、1年間、ありがとうございました。できれば、今後とも、どうぞよろしくお願いします。

コミュニケーター はせるん