自分だけの"ぬりえ缶バッチ"
ぬりえ缶バッチ
2022年7月16日と17日に夏の「ぬりえ缶バッチ」を開催しました。"ぬりえ缶バッチ"は、有馬富士公園で出会えるいきものの絵に塗り絵をして、自分だけの缶バッチを完成させるイベントです。四季にあわせて出会えるいきものバッチが登場します。四季折々に開催するので、参加すると、春夏秋冬いきもの缶バッチコレクションをつくることもできますよ〜♪
秋のぬりえ缶バッチは、10月10日(月・祝)と11月23日(水・祝)です。詳しくは日にちが近づいたらイベントページをご覧ください。
この日、公園は突然の雨だったり、とても暑かったりで、キッピー山のラボに雨宿りや涼みに立ち寄ってくれるご家族の姿がちらほらみられました。"ぬりえ缶バッチ"はそんな中、少し休息し終わった後のほのぼの団らんタイムになっていました。子どもたちだけでなく、大人も夢中になって塗り絵をし、お揃いのバッチをつけて帰る姿を見送っていると、よい家族の夏の思い出になっているなぁと感じました。
子どもたちの様子をいくつかのエピソードでご紹介します。
みくらべっこ
サンプルの缶バッチは、ユーススタッフ(中学生)が描いてくれました。そのバッチがとても魅力的だったようで、「これ、ほしい!」と伝えてくれる子もちらほら。
ある女の子は自分の缶バッチができあがると、そのバッチと並べて、「ここはおんなじ色、ここはちょっとちがう。」とつぶやいていました。おんなじデザインでも塗り絵の仕方でずいぶんと違った印象になります。自分だけのバッチにとても満足げな様子でした。
家族みんなにプレゼント
"ぬりえ缶バッチ"をとても気に入ってくれた子が現れました。なんと、家族全員にプレゼントするそうです。ひとつひとつ丁寧に色をぬり、家族の名前がローマ字ではいっています。贈る家族を思い浮かべ色を塗る姿は、集中して手仕事をすすめるアトリエの作家さんのようでした。
結局、トータル8個も!家族の塗り絵缶バッチを制作して満足げに帰っていきました。喜んでくれるといいね!
遊びが広がるバッチ
つくった缶バッチを手にすると、にんぎょうのように動かして遊ぶ子どもたちが現れました。
蝶のバッチは「パタパタ〜」と羽音をつぶやきながら飛んでいるような気持ちになったり、クワガタムシのあごで戦いごっこが始まったりします。
マスキングテープで木をつくって様子をうかがってみることにしました。木をよじのぼるムシたち…自分でつくったバッチを手にした子どもたちから、また新たな遊びが広がります。こういう瞬間に立ち会えるといつもとても嬉しくなります。
ユーススタッフ大活躍!
ユーススタッフ(中学生)は、当館のジュニアスタッフの活動を卒業しても、キッピー山のラボに関わり続けてくれる主体的な活動です。
この日はイベントのサポートをたくさんしてくれ大活躍でした〜!
子どもたちに寄り添う姿や、スタッフとして活動する中で自らいろんな気づきをして成長していく姿をとても頼もしく感じています。
【コミュニケーター うたこさん】