火おこし体験

1-3年生向け,4-6年生向け

火おこし体験

11月14日(土)、秋晴れの中、有馬富士公園の古民家エリアの近くの広場で"火おこし体験"を行いました。

この日だけ特別に公園から許可をもらっての小学生の高学年向きの事前募集の体験プログラムです。

自前の野良着姿のコミュニケーターのヨッシーから火のお話や火起こし器の使い方のお話をきいた後、"まいぎり式の火起こし器"で家族ごとに火起こしに挑戦しました!(野良着は木綿なので、化繊に比べると燃えにくい素材なのだそうです。)

人力で火を起こすことの難しさ。

試行錯誤して、からだを動かして苦労してやっと煙がでても、なかなか火種をつけるところまではたどりつきません。

"どうしたらいいのだろう?"

自分の頭で考えて、ひたすら手を動かす…子どもたちはとても集中していました。試行錯誤した分、ついた時の喜びは一塩です。

なんでだろう?どうしたらつくだろう?…じーっと観察して何度も試す、そして、自然と共同作業がうまれまていました。

試行錯誤の火おこし

火種から焚火へ

子どもも大人も夢中になっての火起こしでした。

いちばん最初にうまれた火種から焚火をつくり、この日、一日たやさずに燃やし続けることになりました。火をたやさず、そして、適当な大きさに維持する火の守り人も大切な役目です。この役割がとても人気で、「おもしろい!」「やりたい!」と火の回りを囲んでいました。

今回、キッピー山のラボでの火起こし体験は初実施でした。子どもたちが火を実感し出会う体験を大切にしたいと準備をすすめてきたプログラムです。今回、子どもたちは火がついた面白さと共に、つかなかったくやしさも感じたかもしれません。また、火の危なさを感じたり、火への興味が膨らんだり…と、子どもたちの中で芽生えたものがあったかもしれません。帰り際、「おもしろかった!」と声をかけてくれました。試行錯誤して何度もためす時間があることがとても面白そうでした。

ご家庭で火について子どもたちと話すきっかけにもなればと思います。
好評だったので、また来年開催に向けてコミュニケ―ターで計画してみようかなぁ~。

【コミュニケーター うたこさん】