虫の目で花を見てみたよ

君も科学者② 虫の目で見ると花はどう見える?

2021年6月5日(土)に 君も科学者② 虫の目で見ると花はどうみえる? を実施しました。

5・6年生向けの新しいプログラムとして今年から開始したのですが、5月に予定していた第1回目は緊急事態宣言により、残念ながら中止になってしまいました。今回は初めて1回目を開始できることになり楽しみにしていました。

今日のテーマは虫の目で花を見たらどんなふうに見えるのだろうか?というものです。

私たち人間は、太陽に照らされた白い光で世の中のものを見ています。太陽からの光を分解すると赤色から黄~緑~青~紫色まで虹のような七色の光に分かれますが、それが可視光線です。虫たちはこれ以外に、紫色よりも波長の短い紫外線も見えるようです。

紫外線って日焼けする光ですよね。そんなの見たら目が日焼けしてしまわないのかなあ?

ちょっと心配してみたりして。

花の紫外線写真を撮ってみました

紫外線が写る写真の撮り方には、紫外線そのものを撮影する直接法と、紫外線による蛍光を撮影する間接法がありますが、今回は間接法で写真を撮ります。

まずは、みんなで公園のなかへ出かけ、花の咲いている植物を探しました。キンシバイ、ヤマボウシ、ノイバラ、ソヨゴの花が咲いていたので、それぞれ枝先を少しだけいただきました。

カメラで撮るためにはまず生け花をしないといけません。花が上を向くようにオアシスに挿し、花器ごと撮影装置(手作りの撮影箱です!)に入れます。

カメラの上からのぞいて花がちゃんと見えるように花器をおいて、まずはふつうの蛍光灯で写真を撮ります。

つぎに蛍光灯を消し、手作り撮影箱を黒布でおおって紫外線ランプ(ブラックライト)のスイッチをいれ、リモコンを使って写真を撮ります。

そうすると、あ~ら不思議!花の一部が青白く光っている写真が撮れました。幻想的ですね。

とくに雄しべの花粉が出ているところや、雌しべの先などが光って見えます。 私たちがふだん見ている花の姿にくわえて、花に来る虫たちには今回光ったところが特別に見えているのでしょうね。

顕微鏡で花の観察もしました

採ってきた花を実体顕微鏡で拡大して見ました。紫外線写真で光っていた雄しべを確認したり、種類が違うと形が違うことも確認しました。

花を観察する小さな科学者たち

花の中はいろいろな形をしていて、とてもおもしろいなあと思います。みんな興味津々で、花の雄しべ、雌しべを分解したり、雌しべの中を切ってみたり、いろいろな観察をしました。てきぱきと顕微鏡を使いこなしている姿は、まるで小さな科学者のようでした。

【コミュニケーター あきさん】