どんぐりの落ち葉で遊ぶ 第2弾!

どんぐりおちばでお絵かき パート2

キッピー山のラボでは、四季ごとに、季節ならではの有馬富士公園を楽しんでもらえるようなきっかけとなる企画展示を行っています。

この冬は、秋にたくさんあそんだ"どんぐり"のその後を追いかける展示【どんぐり ころころ そのあとに】(12月19日(土)〜3月14日(日))をお届けしています。

その関連プログラムとして、2021年1月30日(土)に、展示室を舞台にどんぐりのコナラの落ち葉で遊んでみることにしました♪どんぐりおちばでお絵かきは、1月23日(土)に続いて第2弾です。今回はクレパスを中心素材に遊びました。

この遊びは、私がどんぐりのコナラの落ち葉を観察している時にうまれたものです。どんぐりのコナラの落ち葉は茶色をベースに黒褐色の点々模様がはいっています。拾い集めて並べてみると、一枚一枚点々の入り方や色あいが違うことに気づきました。子どもたちにも落ち葉一枚一枚模様が違うことを感じてもらいたいなと思ってひらめきました。落ち葉を並べて展示すると楽しいなとか、その背景に子どもたちの描く色とりどりの模様が描かれるとすてきだなぁとか、そんなイメージはあれこれ浮かぶものの…具体的にこういうものをつくってあそぶというアイディアが降りてこないままだったので、子どもたちと遊びながらつくっていこう~と、当日を迎えました。

落ち葉に色をつける

用意したのは、拾い集めてきたコナラのどんぐりの落ち葉と、クレパス、波段ボール、袋、網です。

波段ボールはクレパスでなぞるとガリガリと音がでたり、溝にそってすーっとクレヨンでなぞることができとても楽しいです。とくに、さぁ、「なにかを描くぞ。」と思わなくても楽しくお絵かきできるステキな素材です。一緒に用意した網も、クレパスをその上を往復させるとガリガリと音をたて削れて面白いです。削れた粉を袋にいれてふると落ち葉が色づくかな?と思って用意していましたが、ひとりの子が面白い遊び方を発見してくれ、それがその後、大人気となりました!それが、クレパスを削った後の網の上を落ち葉でふき取るという遊びです。

「みて。いろ、ついたよ。」…と、網の上をふきとった落ち葉をみて教えてくれました。網の上をおちばでふきとると、削った色とりどりのクレパスがうつり葉脈がくっきり浮き出ているようにみえます。「お~。すごい!おちばにこうやったらお絵かきできるね!」とその発見を一緒に喜んでいると、隣の机でもおんなじように実験が始まりました。「ガリガリ…ガリガリ…。」それぞれの机から音が響きます。約2時間、何組かのご家族がいれかわる中で、子どもからうまれたこの遊びはじわじわと伝達されていきました。

手は まっかっか

夢中にクレヨンで描いているうちに手がまっかになっていることに気づいて、自分のてのひらを広げてみつめている女の子がいました。すると、次に葉っぱをもってきて手をふきとりはじめました。「はっぱにいろがつくね〜。」ととなりでお母さんがにこやかにお話されていました。

もういっかいやりたい!

「ガリガリ、ガリガリ…。」網の上でクレヨンを削るのがすっかり気に入った様子。「もういっかいやりたい。」と一回おわかれした後、もう一度もどってきてくれました。今度は私からの説明はいりません。お父さんと一緒に自分のリズムでそれぞれの工程を楽しんでいる様子でした。「できたっ!」…とても満足そうに最後、かざりつけしてくれました。今回描いてくれた子どもたちの作品は展示室に並べて飾る予定です!また、お披露目できるようになったら、HPやFBでご報告しますね〜♪

私は、キッピー山のラボのコミュニケ―ターに仲間入りして、自然の中で過ごす時間が多くなりました。実際にふれて感じて、心が揺れ動いた"自然"を子どもたちにつなぐ…それが"コミュニケーター"の私の役割です。自分自身の"発見"や"感動"を"遊び"に変換して、一緒に楽しんでいけたらと思っています。そして、今回の2つの落ち葉でお絵かきはもともと私がひらめいた遊びがきっかけですが、子どもたちがどんどん発展させていったり、つくりかえていったり、まったく違う発想のものをうみだしたりしてくれる感じがとても面白かったです。

子どもたちが面白い!とつくりだしたものが、子どもたち同士で伝達されたり、連鎖や交流が自然とうまれていきます。自然素材をつかった遊びはそういうのがうまれやすいように感じます。また時々、こんな風に"アトリエ"空間をつくっていきたいな〜。2月23日(火・祝)にどんぐりのねっこの観察スケッチ遊びを行います。詳細はHPをご覧ください〜。展示室でお待ちしてま〜す。

【コミュニケ―ター うたこさん】