はっぱとこおりとあそぼ!
こつぶっこ はっぱとこおりとあそぼ!
2022年8月4日、0〜3さいの自然あそび『こつぶっこ』を開催しました。今年は2か月ごとに、テーマをもうけて遊びをひろげています。8月と9月は〈葉っぱと草花こおり〉から自然との出会いをお届けしています。
葉っぱも氷と組み合わせるとまた違った遊びが広がります。障子紙の上でゆっくり遊びました。草花や実をこおらせた"草花こおり"は9月も遊ぼうと思っています。暑い季節ならではの"たいけん"♪今日は私が印象的だった子どもたちの様子をお伝えします。
じーっとみつめていると
手にとった氷には、エノキの実がはいっています。しばらく氷を手でさわり、その後、障子紙の上におくと、じわじわ〜っととけてきたことに気づきました。障子紙の上においた氷のまわりに模様があらわれます。寝そべりながらじーっとその様子をみていると…、なにか出てきた!!と驚いた様子でした。
前のめりになって指でその実をさわっていると、実がころんと出てきました!!
今度は氷より実が気になって仕方ない様子。小さなエノキの実をつまんで、しばらく移動して、レンガ状の発泡スチロールの穴の上から実をぽとんと落としました。
とても気に入ったのか再び氷を手に持ち、実を出そうとそれから他の氷でも試行錯誤していました。
大好きな遊びから
この写真は、透明のカップにいれた氷が、しばらくするととけてお水がたまり、"ジュース"となり嬉しそうだった瞬間です。
毎月遊びにきてくれるこの女の子は、春頃から草花をカップにいれてジュースやさんをひらいたり、6月にはさくらんぼの実で色水遊びも楽しんだりしていました。この日は、氷をカップにいれて、エノコログサをストローにして、「ジュース♪」と飲む真似っこ遊びをしてました。
そこで、しばらくして、とけだした氷の水を、特製のろうとで集めてみせてあげると…、ほんとうにジュースになったので驚いた様子でした。ろうとに残った氷をみて、どうやったら氷がとけるか不思議そうな様子でした。その傍らでお母さんが氷をふっていたことから、その後、自分も氷をふってとかそうとしていました。かがくの芽、不思議を感じる気持ち、まずはやってみる好奇心にふれる瞬間でした。
こつぶっこな時間
『こつぶっこ』で大切にしていることのひとつは、子どもたちがつくる時間です。コミュニケーターのはせるんとうたこさんが、毎回の子どもの様子をみながら、次はどんな遊びをどんな風に用意しておこうかと話し合って準備する素材や植物などを決めています。一度はじまったら、できるだけ、子どもたちが自分から自然にふれて遊びをつくっていくような"たいけん"を大切に見守りたいと考えています。ですので、いつもとても控えめです(笑)
いつもは見守りが多い私たち。暑かったからか今月は少人数で、私たちもゆっくり遊びを一緒につくる仲間入りができました。一緒に遊ぶ様子をすこしだけ映像にまとめてみました。こつぶっこな時間をありがとう♡
【コミュニケーター うたこさん】