0~3さいのしぜんあそび in有馬富士公園
こつぶっこ〜くさばなとあそぼ〜
《こつぶっこ》はキッピー山のラボ発!赤ちゃんから楽しめる自然あそびです。今年度(2021年度)も引き続き毎月第1木曜日開催いたします。2か月ごとに~○○とあそぼ〜という風にテーマをもうけて、子どもたちが自然と出会い、いっしょに遊ぶ体験を大切にしたいなと思っています。4月と5月は~くさばなとあそぼ〜です。お外が気持ちのいい季節になってきました。4月と5月は月2回開催予定です。次回は4月15日(木)、ぜひ遊びにいらしてください♪
2020年4月1日(木)、《こつぶっこ》を開催した広場には、タンポポ、オオイヌノフグリ、ホトケノザ、ヒメオドリコソウ…などが咲いていました。子どもたちは、目の前の原っぱに咲くくさばなを、自分で摘んでかごの中にいれていきます。自分で集めたくさばなは特別な存在です。お皿にいれたり、すり鉢ですりつぶしたりして遊んでみることにしました。小さなお花は手でちぎっていくとパラパラと花びらがほぐれて、より小さくなっていきます。子どもたちはとても興味深そうにお花をみつめてそれぞれに探究が始まりました。
くさばなをカプセルの中にいれると「くさばなボール」の出来上がりです。このボール、はじめは"おにぎり"だったのですが、透明の筒が登場し、転がしてみるとすべり台みたいで面白くボールになりました。何度が転がしているうちに、今度は向き合って転がしあって遊んでみることにしました。ボールが転がると笑って、目が合うと笑って…、何度も何度も繰り返して遊びました。お友だち同士の交流もうまれ、親子での遊びにもつながっていきます。なんだか、楽しい!…自然と人とつながることができるのも遊びの魅力ですね。この「くさばなボール」から、その後、いろんな遊びとつながりがうまれていました。
《こつぶっこ》にはとてもゆるやかなやさしい時間が流れています。それは、きっと、子どもたちひとりひとりがのびのび動ける時間と大人がそれに寄り添い見守る時間がうまれて流れているからだと感じています。最後のお片付けまで楽しい遊び大変身!「そろそろ、終わろうかなぁ。みんな今日楽しく遊んだものをここにいれてくださ~い。」とお声かけすると、子どもたちはそれぞれ手にもって、赤い回収車にのせにきてくれます。「はい。」「どうぞ。」何度も何度も運んでくれます。…最後に「今日はおしまい!またあそぼうね。」とみんなでおわかれします。いっぱい遊んだ高揚感と、お片付けをお手伝いした心地よい満足感が子どもたちからと漂い、見送りながら、今回もとっても心地よい時間だなぁと思います。また次回も楽しみです♪
【コミュニケーター うたこさん】