「ザリガニのひみつ」実施しました

ザリガニのひみつ,生きもの

10月4日(土)小雨模様でしたが、「ザリガニのひみつ」を水辺の生態園で実施しました。

雨のせいか、少し参加者が減りましたが、「アメリカザリガニクイズ」ではみなさん元気に答えてくれました。

水辺の生態園にはこのように机と椅子が設置されており、雨をしのげる東屋で講座を実施することができます。

今回はたも網以外に「もんどり」というワナを使ってアメリカザリガニを捕獲しました。

かごの中にザリガニが好みそうな餌を入れて、水の中に約30分浸けておきます。

もんどりの中にはミナミメダカ、ヨシノボリ類、スジエビ、ヌマエビ類などの在来種ほかアメリカザリガニ、ブルーギルや、タイリクバラタナゴなどの外来種も入っていました。また、たも網を用いてウシガエルも捕獲できました。後でそれら生きものについてもコミュニケーターより説明を聞きました。

そのあとは1週間以上前からきれいな水で飼育していたアメリカザリガニを塩ゆでにし、試食しました。ゆであがると、きれいな赤色になり食欲も出てきました。

ザリガニの体の大きさの割に食べられる部分は少なかったのですが、結構美味でした。カニを食べる時のように皆さん無言で殻を割って食べていました。大きなハサミの中にも身が詰まっていたり、前半身の中に「カニみそ」風の身も入っていました。参加者が減った分、一人当たりの食べられる量も多くなり、皆さんすべて平らげて大満足されてました。

外来種もやっかいものとして一方的に駆除するだけでなく、このように「命をいただく」イベントを行うことで、子ども達に外来種の問題を考えてもらうきっかけになればと思います。