炭火でモチ焼き体験
炭火であぶったら、おいしくなるよ!
2025年1月18日(土)「炭火でモチ焼き体験」を開催しました。
まずは竹串づくりから。ナタで割った竹を小刀で削り、細くとがらせます。生活の中で包丁以外の刃物を見かけなくなったこともあり、竹串づくりが意外と楽しそうでした。
竹は三田市内から調達し、炭は有馬富士公園で活動されている「守りしょう会」さんが公園の間伐材であるクヌギで作られたものです。七輪でクヌギ炭をおこすと火力が強く、昔の道具を見直しました。
炭火でこんがりと焼いたモチは大好評でした。モチはあんこが入っているものと、入っていないものを用意したのですが、あんこが苦手な子どもが「ここのあんこはいけた!」とか、「外で食べるとなんでも美味しい!」とか。参加されたお客様は子ども連れのご家族がほとんどでしたが、大人だけの2人連れの方も楽しんでおられました。
このイベントを企画したのは、冬ならではのモチであったり、炭火で暖かく美味しく・・・という理由ももちろんですが、里山の保全や活用といった課題に少しでも取り組めたらという想いもありました。
今回はそれを前面に出すことができませんでしたが、竹を生活の道具とした使い、間伐材を燃料として使っていた頃の里山は人の手が入り、熊や猿、鹿などの動物との境界になっていたと聞きます。
今回は美味しく、楽しく200名を超える方々に参加していただき、大盛況でしたので、続けていくことになるイベントになると思いますが「里山」についてもう少し考えることができる企画になるように進化したいです。
次回は2025年2月15日(土)に開催します。お楽しみに!【コミュニケーター すずきん】