ため池をさぐろう
8月10日(土)有馬富士公園にある「水辺の生態園」で講座「ため池をさぐろう」を実施しました。
まずは講師からため池を調査するときの注意や生きものの捕まえ方について話をききました。
ため池は急に深くなっているので中に入って魚を捕獲するのは危険です。そこで「もんどり」という罠(わな)を使って生き物をつかまえます。網のかごに餌をいれて魚などが入ってくるのをしばらく待ちます。
もんどりを仕掛けた後はタモ網で生きものをつかまえます。「水辺の生態園」は水辺に近づきやすくなっているので比較的安全に生きもの採集ができます。
捕まえた生きものを種類ごとに仕分けます。そのあと講師から生きものについて説明を受けました。ザリガニ、ウシガエルおたまじゃくし、ブルーギルなど外来の生物が多かったのですが、そんな中でもメダカやハイイロゲンゴロウ、トノサマガエルなどの日本在来の生きものも生息していました。
最後にモンドリを引き上げました。フナなどの魚を期待したのですがアメリカザリガニの大漁でした。