かしわ餅をつくろう
サルトリイバラの葉っぱで代用したよ~
2025年5月5日(月・祝)「かしわ餅をつくろう」を開催しました。
子どもの日にかしわ餅ということで、ドンピシャのイベント!当日はたくさんの参加があればいいな~と粉を計って袋詰め、前日にはサルトリイバラの葉っぱを公園内と三田市内の里山との二手に分かれて採集に!
4/27に開催された「よもぎ餅をつくろう」同様に整理券配布をしました。
整理券配布には長い列ができたり、配布開始前に長い時間並んでいただいたりしました。
こちらが想定していた定員以上の参加があり、大盛況となりました!


カシワの葉は秋から冬にかけて茶色くなります。でも、何か他の木と違うと思いませんか?
「何が違うと思う?」というユーススタッフの質問に子どもたちが手を挙げて答えます。
「葉っぱの色が変!」そうです、木についている葉っぱの色って、緑色とか、秋なら黄色や赤色のことが多いよね、2月に茶色の葉っぱが木についてるよ、変だよね~
カシワの茶色い葉は春に新芽が出ると、役目を終えたように落ちます。このことから「代を繋ぐ」「子孫繫栄」という縁起物としてお餅を包んで子どもの日に食べられているのだとか。








カシワの葉はまだ新録でやわらかく、数もたくさんは採れないので、今回はサルトリイバラの葉で代用しました。カシワの葉が手に入りにくい地域では昔からサルトリイバラの葉で代用していたようです。
サルトリイバラの葉を採集していた時に声をかけられた女性からは「三田ではサルトリイバラの葉を使っていたよ」と教えてもらいました。遠い昔、私の祖母がつくってくれたかしわ餅もサルトリイバラの葉で包んでいました。大人になってから、スーパーで売られているかしわ餅を見て、「あれ?葉っぱが違う!」と驚きました。
当日は、忙しくしておりまして、あまり写真が撮れていませんでした。茹でているところの写真がないのですが、みんなが楽しんでいる様子は伝わったでしょうか。スタッフにとっても、楽しいイベントになりました。
ご参加の皆様、ありがとうございました。【キッピー山のラボ 鈴木(すずきん)】