だんごむしとの出会い
こつぶっこ~むしさんとあそぼ〜
2023年6月1日(木)、「こつぶっこ~むしさんとあそぼ〜」を開催しました。"こつぶっこ"毎月1回開催する0~3さいの自然あそびの時間です。その時折の自然を素材に、子どもたちが自分たちのリズムで自然と遊びながら出会う場づくりをこころがけています。6月はだんごむしとの出会いです。
プログラムの前々日にだんごむしを予め数匹探しました。雨の日の翌日だったので、草をかきわけると、水にぬれた地面から逃げてきたのかブロックの壁面にたくさん集まっているだんごむしの姿をみつけました。地面を観察していると、いろんなムシたちの世界が広がっています。時間帯や天候によってみつかる場所も違って観察できることも違って、ムシたちの日常がうかがえて面白いです。
子どもたちは自分の手や腕をもぞもぞ動くだんごむしを不思議そうにみつめていました。勝手に動くちいさなムシ、子どもたちはどんな風に感じているのでしょうか…?子どもたちとだんごむしの対面から静かでたしかな交流を感じました。
後半は、ちょうど熟した桜の木の実が近くにあったので採集して遊んでみることにしました。実をつぶして汁を出す感覚遊びや、お水を加えて色水遊びを行いました。指先や手の感覚をいっぱい味わうようにいろんな角度からふれることをゆっくり楽しみました。
桜の木の実がおすとつぶれる感覚や実の汁が指につく感触、ひとつひとつが体験です。
来月は公園の草花を凍らせてた"くさばなごおり"で遊びます。どんな出会いが広がるのか…。
ぜひ遊びにきてください。
ボトルに桜の木の実をいれてお水を注いで色水遊びをしたボトルをしばらく置いておくと、こんなにきれいなグラデーションがうまれていました。
遊んだものをかざって、かざったものでまた遊んで、日常の中で、子どもたちのふと目にとまるところにおいておくと、またなにか新しい自然との出会いが広がっていきそうです。
公園では桜の木の実だけでなく、桑の木の実でも遊べそうです。みなさんの近くではどんな木の実がありますか?お散歩の時にいろいろ探してみてくださいね。
【コミュニケーター うたこさん】