ぼかし絵遊びでちょうちょをつくったよ♪
はるいろペンダント
2022年3月20日と21日、「はるいろペンダント」を開催しました。あたたかくなると、おそとで舞う春の蝶の姿をみかける日がふえていきます。蝶の羽には鱗粉(りんぷん)があり、色や模様をつくりだしています。今回は、そのことからアイディアを広げて、パステルという画材をつかったぼかし絵遊びを行いました。ぼかし絵遊びで色とりどりの折り紙をつくってから、蝶々を折ってペンダントに仕上げます。パステルは粉末の顔料を粘着剤で棒状に固めた画材で、削ると粉状になり、和紙に描いて、指やコットンでこすると、ふんわりとした春の色あいをつくることができます。
今回は、たくさんあるパステルの中から、好きな色を3本選んでからはじまりです。パステルを定規やクリップで削ると粉がたくさんうまれます。子どもたちは実際にやってみて、「ほんまや~。粉でてきた。」「たくさん粉になったよ。」「まぜてみるとどうなるかな?」といろんな実験がはじまっていました。
選ぶ色も、描き方も、描く模様も人それぞれ。色とりどりのぼかし絵模様がうまれていました。
出来あがったぼかし絵は折り紙にして、蝶に仕上げていきます。羽の部分に出てくるのはどんな模様でしょう?そのこともとても楽しみな様子でした。折り紙は小さな子どもたちは参加していたご家族と一緒に仕上げていきます。「折り紙、久しぶりです~。」と大人も一緒に楽しむことができました。
蝶が完成したら、触覚と紐、そして、動く仕掛けをつけて完成です。
そう。この蝶のペンダントは動かして遊ぶことができます。二人組で、一人でといろんな動かし方ができるので、とても嬉しそうに、何度も何度も動かして遊んでいました。つくった自分の蝶が動くのを子どもたちはとても喜んでいました。蝶が指にとまったり、あごにとまったり…(笑)、お部屋の中が春の風景が広がりました。
3月21日は、ユーススタッフ(中学生のスタッフたち)がプログラムサポートをしてくれました。見事なチームワークで、とても頼もしかったです。保護者の方から、「中学生が丁寧に説明してくれて、我が子がいつもより真剣に話をきいているように感じました。すてきな活動ですね。」と感想をいただきました。年の近いお姉さんやお兄さんとの出会いも、子どもたちにとって本当によい体験となるだろうなと感じました。また、中学生にとっても、「どうやったら伝わるか。」、スタッフとしての動き方を試行錯誤考えて実践していた様です。
様々な体験が広がる2日間でした。
【コミュニケーター うたこさん】