キッピー山の冬じたく♪「クリスマスかざり」
クリスマスかざり
2021年12月11日(土)と12日(日)に「クリスマスかざり」を開催しました。キッピー山のラボでは12月になると、毎年クリスマスツリーを出すのが習慣みたいです。昨年の冬にそれを知って、なんてステキ~!と感激して思いついたイベントです。これは、ぜひとも、子どもたちにもこのクリスマスツリーをかざりつけしてもらおう♪と。それなら、有馬富士公園の自然を感じながら森の冬じたくをするような雰囲気がいいな〜と思って、このイベントも先週の「葉っぱのガーランド」に続いて、有馬富士公園の落ち葉をコミュニケーターたちで一枚一枚"押し葉"にしたものをつかいました。当日の朝、コミュニケーターのあきさんが木の実や木の枝も拾い集めて用意してくれました。子どもたちは一体どんなかざりをつくってくれるのかな?…と楽しみに待っていると、2日間にわたり、たくさんの子どもたちが仲間入りしてくれ、おかげさまで、とてもにぎやかなツリーになりました。
子どもたちのつくるかざりは、どれもステキです。「へぇ〜!こんなふうにすると、こうなるんだ!」と感心しきりです。リボンをつけると、なんだかプレゼントのよう!子どもたちはにこにこ顔で、出来上がったかざりをみせては気にいっているところをお話してくれました。
今回台紙につかっているのは、貼りパネルといって、発泡スチロールの台紙にのりがついているものなので、そのまま選んだ葉や枝、木の実を子どもたちのイメージのままにはりつけることができます。裏面にはクレヨンでお描きできるようアルミのシートをはりつけました。このパネルは、キッピー山のラボで開催する展示によくつかうもので、その時にどうしても出てしまうちいさな破片を再利用しています。廃材とならず、こうして子どもたちの作品となることを嬉しく感じました。
昨年、かざりつけをした時に、「お家に持って帰りたい~!」とないてしまう子がいたんです。それはそうだよなぁと思って…。今年は材料を多めに用意して、2個つくってもらい、ひとつはキッピー山のラボのクリスマスツリーにかざり、もうひとつはお家に持って帰ってもらうことにしました。完成したものをセロファンで包むとなんだか贈り物感がアップして☆☆!ウキウキする子どもたちの姿がみれてよかったなぁと思いました。
なんで、持って帰るプログラムにしないかには、ちょっとだけこだわりがあって、クリスマスなので、子どもたちに、自分の楽しい気持ちを誰かを喜ばせる体験につなげてほしいなという願いがあるからです。
どんどんにぎやかになる子どもたちのツリーはとても大人気で、子どもたちも嬉しそうにツリーの前で写真をとったり、何度もみにいったりしていました。そして、公園に遊びにきてくれる人たちも、にこにこの笑顔にしてくれています。「世界にひとつだけのツリーですね。」「子どもたちのかざりかわいいですね。」と来館する方たちが思わず声をかけてくださることも♪
しあわせの循環、子どもたち、ありがとう~。
【コミュニケーター うたこさん】