春をさがしにいきましたよ〜
春をさがしにいこう
2021年4月24日(土)に《春をさがしにいこう》を開催しました。
4月も下旬になって春というには暑い日があったり、急に寒い日が来たりと、天候が安定しない日々がつづき、春の生き物たちも戸惑っているかも?
どんな生き物が見つかるか、みんなで探しにいきました。
オオデマリが咲いています
ガーデン階段を下り始めると、真っ白の玉のような花が、もこもこと盛り上がって咲いているのに出会いました。
「オオデマリ」です。
アジサイの花に似ていますが、レンプクソウ科(スイカズラ科)ガマズミ属の花で、まったく別の仲間です。
原種は花序の周りにだけ装飾花をつけるヤブデマリですが、品種改良によってすべての花が装飾花になり、アジサイの花のように見えます。花は装飾花なので実がつかず、種子ができません。
ふつうは5月に咲き、初夏の花ともされますが、今年は花が早いですね。
ちなみに、似た名前の植物にコデマリがありますが、コデマリはバラ科シモツケ属の植物でオオデマリとは全く別の植物ですが、花が小さなボール状になってつくので、小さい手毬の意味でコデマリという名がついています。
四つ葉のクローバー 見つかる!
道端を見ながら歩いていくと、参加者の男の子が四葉のクローバーを見つけました。目がいいですねぇ。
アミガサタケも見つかりました。これは高級食材らしいですが、誰が最初に食べようと思ったのでしょう!
美味しそうに見えますか?
藤棚のフジが咲き始め、林の木々の間にはミヤマガマズミやコバノガマズミも咲き始めています。林の中で先週までよく咲いていたコバノミツバツツジの花はしおれて葉が目立つようになり、ウリカエデの実が大きくなり、タンポポは綿毛になってきました。
もう早春は終わりですね。
こどもたちの好きなもの
子どもたちはカメノコテントウや、ヨッシーが捕まえたスズメバチに夢中になっていました。
草花や木々の花
足元に目を向ければ、春の草花がいろいろ色とりどりの花を咲かせていますし、木々も花を咲かせているものがたくさんあります。
今、見られるものを紹介します。
ジシバリ ノジシャ ハルガヤ ハルジオン サギゴケ カラスノエンドウ
アキグミ コナラ マルバアオダモ アラカシ ヤマツツジ ツクバネウツギ
新型コロナのせいで、学習センターは休館となってしまいましたが、公園には着実に春の花が咲いています。休館明けに皆さんとお会いできる頃には、もう初夏の花でいっぱいになることでしょう。
【コミュニケーター あきさん】