くさばなごおりでお絵かき

おやまアトリエ,お山はあそびラボ

くさばなごおりでお絵かき

2021年8月14日(土)・15日(日)・17日(火)の3日間、おやまアトリエ〜くさばなごおりでお絵かき〜を開催しました。"おやまアトリエ"は有馬富士公園の自然を素材に遊ぶアトリエのような時間になったらいいなぁと昨年から時々開催しているプログラムです。

この3日間は、有馬富士公園の草花や木の実を凍らせた冷たい氷で描くにじみ絵遊びをしました。

"くさばなごおり"って?

"くさばなごおり"のつくりかたは簡単!家庭用の製氷器にお好きな草花や実をいれて氷をつくるだけ!今回はいちにち200個以上のちいさな氷を用意して、子どもたちと遊んでみることにしました。

ひょうごエコロコプロジェクトの"ゆうこちゃん"と"すぎちゃん"もこおりやさんとして、仲間入りしてくれました。ひょうごエコロコプロジェクトは兵庫県と兵庫県立人と自然の博物館と幼稚園や保育所、認定こども園の先生たちがいっしょになって子どもたちの自然との楽しい出会いを広げていくプロジェクトです。

"ゆうこちゃん"と"すぎちゃん”のこおりやさんは大人気でした!

エコロコプロジェクト | ふるさと兵庫こども環境体験推進事業 (eco-loco.jp)

おきにいりのムシを描く

今回は氷みたいなケースにはいったムシの標本をみながら、描きました。「どれにしようかな?」子どもたちのワクワクした表情が印象的でした。「このムシしってる!」「カブトムシかってる!」「セミのぬけがらたくさんみつけたで。」…標本を手にした子どもたちから次々とムシのお話がひろがっていきます。子どもたちの中にムシとの思い出がいっぱいあふれていることを感じました。そんなワクワクした気持ちで描くムシの絵はとてもイキイキしていました。

私にとって、くさばなごおりのにじみ絵が面白いと思うところは、遊びながら描けること、うまれる絵が自分の想像を超えていくところです。偶然にうまれる色にはっとさせられます。目の前の蝶の標本をみて描いた絵にも満足げでしたが、氷を置いてにじんでいく絵をじーっとみつめて、どんどん変化していく様子に夢中でした。「なんか目の前の蝶のはねににてきたね。」と声をかけると、色がぼやけていく蝶をみつめて、「これはちょうちょのいろなの。」とにっこり何度もわらっていました。その嬉しそうな姿に、絵がぼやけても、くっきりと蝶がみえているんだなぁと思いました。子どもの心の動きが伝わってくるようなにじみ絵って面白なぁとますます感じました。

すてきなタペストリー

子どもたちからいろんな絵がうまれていました。どれもとても素敵です。私も子どもたちといっしょにいろいろにじみ絵をつくって遊んでみました。葉っぱとくみあわせたり、氷の置き方をかえてみたり…。

またいっしょに遊べたらうれしいです。
にじみ絵遊び、お家でも"くさばなこおり"をつくって遊んでみてね!

【コミュニケーター うたこさん】