みんなで葉っぱをしらべたよ

君も科学者~葉っぱをしらべよう

2021年7月3日(土)”君も科学者~葉っぱをしらべよう” を開催しました。

植物でいちばん植物らしく、また重要なものは、緑色をした葉っぱです。植物の種類がかわると葉っぱの形もいろいろです。そんな葉っぱの形やつき方、さらには微細な構造もしらべました。

葉っぱを採集に行ったよ

公園内の草原や林の中へ行って、いろんな草木をさがして歩いたよ。形や大きさが違ったり、つき方が変わっている葉っぱや枝先などを採りました。

葉の手触りを確かめたり、実がついているものを見たり、葉っぱのにおいをかいだり、五感を総動員して調べながら採集しました。

葉っぱをしらべたよ

みんなでいろいろな種類の葉っぱを調べました。

よく見ると形や大きさなどもいろいろで、植物の種類が違えば葉っぱもみんな違うのですね。

1枚の葉っぱ

みなさんは、1枚の葉っぱがどのようなものかわかりますか?何を言っているのかと思われるかもしれませんが、じつは1枚の葉っぱを正しく認識するのはけっこう難しいのです。

写真では、それぞれ丸く囲った部分が1枚の葉です。コナラは枝からふつうに1枚の葉がついているのがわかるでしょう。こういう葉を単葉(たんよう)といいます。

フジでは中央の軸の両側に小さな葉が12枚ついて羽のようになり、さらに先端に1枚ついています。この13枚の小さな葉がついた全体が1枚の葉です。このような葉を複葉(ふくよう)といい、フジでは特に羽状になっているので羽状複葉(うじょうふくよう)といいます。

複葉はもともと1枚の葉の葉脈の間に切れ込みが入って複数の小さな葉に分裂したものなので、全体で1枚というわけです。

葉のつき方

つぎに葉のつき方をしらべました。

写真のヤブツバキのように、葉が枝の右と左に互い違いについている場合は互生(ごせい)といい、ヤマボウシのように葉が枝の同じ場所から左右に同時に出て、対になるようなつき方を対生(たいせい)といいます。他には葉が枝の同じ場所から3枚以上出る場合を輪生(りんせい)といいます。

互生の場合、葉は中軸に対してらせん状についていることが多く、そのらせんの巻き方にはある数学的な規則があることが知られています。詳しくは「フィボナッチ数列と葉」を調べてみてください。

ちょっと難しいお話になりましたが、参加者の中にはフィボナッチ数が黄金比と関係しているのを知っている子もいました。

すごく興味ぶかいですね。みなさんも調べてみませんか?

気孔をしらべる

葉っぱの形やつき方とは別に、葉の表面構造を光学顕微鏡で見てみることにしました。

ムラサキツユクサを材料として、葉の裏側の表皮をピンセットではがし、スライドグラスにのせて青色の色素で染めます。カバーグラスをかけてプレパラートを作り、顕微鏡で観察しました。

ムラサキツユクサは葉の表皮を剥がしてプレパラートにしやすく、気孔もけっこう大きくて観察しやすかったです。

参加者のみんなは顕微鏡にたいへん興味があります。採集した葉っぱの葉脈やコクサギの実なども実体顕微鏡で観察しました。

【コミュニケーター あきさん】